人生、それはわからん

最後から二番目の虚妄

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アース・ウィンド&ファイヤーの、ファイアーの方。

  1. 2013.04.11(木) _10:15:58
  2. メイジももんじゃ
  3.  コメント:0
眠気って怖いですね。



いや、スープをですね、作ってたんですよ。
もうね、ゼボットが死んだことに気付いてないエリーかってくらい作りまくってたんですよ。
野菜がたくさん入った、栄養バッチリなスープを。
二徹目の頭で。


調味はね、わりと完璧だった。
これならゼボット元気になるわーって思った。
でも飲んでみたところ、野菜の臭みがちょっと抜けてなくてですね。
あーそう言えばちょっとプロセス飛ばしたんだったーって今更思い出したわけです。
これね、徹夜の怖いところですね。
頭働かなくって、答えを出すのが遅れるだけじゃなくて、間違えたことに気づかない。
ちょっと“煮込み足りない”感じになってたんです。


まあ、この程度のミスなら、また煮込めば済む話ですよねって。
いつも多めに作るもんで、まだまだ余ってたスープを火にかけたんですよ。



でね、ガンダムに乗っちゃったよね。
PS3つけてね。


いやー乗った乗った。モビルスーツ、乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎ。
JRで同じ道を通らないように一駅区間を超遠回りして移動する鉄ちゃんくらい乗り継いだ。
「アムロ、行きまーす!」っつったきり、140円の切符を手にしてJRぐーるぐる。


でね、「アムロ、ふりむかないで」とか歌われてるけどね。
行く前だったら、振り向いた方がいいです。はい。
戸締りとか大事だし、あと鍋が火にかけっぱなしだったりするから。
振り向かないまま行っちゃうと大惨事おきるから。



まあ案の定、焦がしてましたね。
焦がしてたっていうか、もう、焦げがメインに取って代わってましたね。
「野菜が焦げてる」とかじゃなくて、「焦げ(ex.野菜)」みたいな。
あれはもう、純粋な炭でした。
昔の面影、なし。
「ねえねえおじちゃん、昔は野菜だったってホントー?」って子供に声かけられたら、
「……昔の、話さ」って遠い目をしちゃうくらいの元・野菜っぷり。
あれだけいた個性豊かな面々が、今や一様に炭。
確かにみんな平等にはなったけど、なんて寂しいんだろう、この光景は。
人間も平等を実現するにはみんな炭になるしかないんだろうね。

とまあ、そんなわけのわからない現実逃避をしながらね、
とりあえず少しずつ冷やそうとコップの水を鍋に注いだよね。
すげー音した。
ジョジョみたいな擬音した。文字で表すと「ドジュバアァーッ!」だった。
ライデンフロスト効果が発生したあと、一滴残らず蒸気になったよね。
もうね、量子化。GN水蒸気。
お前がガンダムだ。


いや、しかしホント、炭の量ハンパない。
もうこの鍋、このまま炭鍋として使えねえかな? ってくらい。GN炭鍋。
「火の手が上がらなくてよかった」とかじゃない。
たぶんね、ちょっと上がってた。
鍋にかぶせといた蓋の内側、ススで覆われてた。
犯人が火じゃなきゃ、まっくろくろすけ居る。
僕の目の前に大量発生してる炭臭いまっくろくろすけ以外にも居る計算になっちゃう。

気付かないうちに台所にディエス・イレ訪れてた。
神様がもう、うちの野菜を裁く裁く。
「ものみな火の池に投げ入れられたり!」っつってね。
で、そんまま気付かないうちに最後の審判終わってた。構成物質が燃焼しきってた。

ねえアムロ、これから僕らはもうちょっと振り向きながら生活しよう。
ムーミンくらいこっち向いてこう。恥ずかしがらないで。




みなさんはくれぐれも、徹夜からくる頭のボンヤリにはお気をつけください。






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