人生、それはわからん

最後から二番目の虚妄

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Dies Irae (Amadeus)

  1. 2008.03.23(日) _07:54:44
  2. メイジももんじゃ
  3.  コメント:0
The Elder Scrolls IV:
 ~OBLIVION~



 ……今までの経緯……


*序章の序章*

 時は現代、所はヨーロッパ中部の共和国、ドイツ。そこには崩壊した未来より飛来した正体不明の魔物、亜存在たちと対抗するため、かの魔術師クリスチャン=ローゼンクロイツの作り上げた幻想の町があった。
 町の名は、アルトヒンメル。現地の言葉で“古き空”を意味する、忘却の果てに消えた記憶の雫。
 この町が作られ、史上最も強大であった魔術組織、薔薇十字団が表社会から消滅して幾星霜……そこには、ローゼンクロイツの血と力とを受け継ぐ少女が一人。そしてその下には、亜存在の掃討に暗躍する組織、真・薔薇十字団があった。

 組織で育てられた剣士、兇闇を敢えて無関係である現のパーティに加えることにより、掃討計画は順調に進んでいた。しかし、勝手に事が進んでしまうため上の者は退屈してしまうのもまた事実。研究や調査はおよそ研究員が全て済ませてしまうし、現の協力のおかげで行き詰まることは皆無とさえ言える。
 仕事のない時は遊び相手になってくれる兇闇も、日本で起きている亜存在絡みらしい連続失踪事件の調査のため一年近く帰ってこない。定期報告には事件の進展よりも向こうで会ったらしい女の子(聖……と言っただろうか)のことがよく書かれているし、ひょっとしたらこっちにいるより楽しめてるんじゃないかと思ってしまう。
 順風満帆は善きことではあるが、長であるレイははっきり言ってつまらなかった。本当はつまらないとかつまるとかツマルはレベルスター99個集める前に神獣形態にとか言う仕事じゃないのだが、限られた時間を浪費するのは気持ちのいいことではない。

 そんなある日、遂にレイは一つの決心をする。

「そうだ、中世行こう」

 ……と。

 斯くして、レイ=ローゼンクロイツの時代旅行が幕を開けた。
 しかし、軽い気持ちで始めたこのタイムスリップが後に大変な事件を引き起こすとは、このときは誰もが……わりと気付いていた、らしい。


 ――レイの思いつきには地獄の神が宿ってるとしか思えねえ。
 兇闇は以前より常々、そう言っていたという。



*序章*

 レイは、牢獄にいた。
 別に中世に来て早速何かやらかしたわけではない。目が覚めたら、そこだったのだ。
 現と共同で作り上げたタイムマシンは、誰か適当な悪人の意識を飛ばして転生させ、代わりに乗り移ると言うものだった。だから、この状況もレイの想定範囲内である。そう、この状況までは、想定範囲内だったのだ。
 とりあえず押して駄目なら引いてみて、それでも駄目なら壁をブチ破ろうと思った瞬間、隣の部屋で喚いていた囚人とは別の声が聞こえた。英語だ。ドイツ語、日本語と同じようにレイが話せる三カ国語、最後の言語だった。勉強しといてよかった。
 そう思いつつ、獄舎をこちらに向けて歩く人々の話に耳を傾けてみたところ、どうやら尋常ではない事態が起こっているようだった。

 曰く、そこにいる老人はこの国の皇帝らしい。そして、ものすごい勢いで暗殺者に狙われてる途中らしい。でもって、この牢の中に脱出経路があるらしい。さらには、もう世継ぎとなる子供達は皆殺されたらしい。
 レイは、今このじーさんぶち殺せばこの国侵略できんじゃね? とか思ったが、お付きの者の重装備と自分の貧相な囚人服を見てやめておいた。て言うか装備見て気付いたけどなんで手枷が繋がれてないんだよ。意味ないな手枷。
 そんなことを考えている間も、皇帝は何故かじっとこちらを見ていた。

「見覚えのある顔だ……そうか、君は夢のお告げの……やはり、今日が我が人生最後の時か……」

 うーん、だいぶヤバい個体に乗り移ったみたいだ。

 *

 要約するとこうだ。
「確かに、ここにいた子供達は殺された……しかし、ここ以外であればその限りではない。隠し育てられた彼を探し、このアミュレットを渡してくれ。我が血筋は魔封じの血、その正当な血族がアミュレットを用いて聖なる炎“ドラゴンファイア”を灯し、魔を封じ続けなければ、破壊の王メエルーンズ・デイゴンの力により魔界“オブリビオン”へのゲートが開き、この世は魔族デイドラに支配されるだろう……」



 ちょっと待て、なんだこの中世。


 なに、オブリビオンの扉って。


51TJ1WZHTXL__AA240_.jpg

(参考画像:Gates Of Oblivion/Dark Moor)


 ひょっとして、本当はこの囚人の本来の人格が災いを鎮める旅に出て世界を救ったのだろうか。
 それとも、時間移動が世界に与えるストレスがこんな結果を引き起こしたのだろうか。
 ここでの行動如何では、現代も危ないんじゃなかろーか。



 やっべええええええええええええええええ



 直後、皇帝は暗殺者の凶刃に倒れた。
 暗殺者はレイにも襲いかかってきたが、途中で殉職した親衛隊の剣をさり気にパクっていたため逆にグッサリやって無事だった。
 案外弱いな暗殺者。だから正面から来ずに暗殺するのか。

 皇帝の死に、お付きの者はえらくおちんk……おちこんでるらしいんだぜ。


kato.jpg

(参考画像:なんとまあ俺様ときたらおちんこでるらしい人)


 お付きの者に「お前は腕のいい吟遊詩人のようだからな」と言われたので「そんなこたーない、私はただのなんてことないハイテンション娘よっ」とノリで答えたらステータス画面のクラス(職業、ジョブにあたるもの)欄がハイテンション娘になった。

 ちょっと後悔した。


 わ……私にはちゃんと亜存在掃討軍のリーダーと言う立派な仕事がががg



 少し凹みつつ、乗りかかった、と言うか乗せられた船なのでウェイノン修道院にいるジョフリーと言う者を訪ねろと言われたのでそこに行くことにした。
 地図も貰ったが、この国がどこにあるのかレイの知識では見当もつかない。タムリエル地方、シロディール……そんな場所は現代にあっただろうか。まさか最初っから滅びる運命だったんじゃないだろうな。

 そんな事を考えてプチうつになりつつ下水道を進んでいくと、広大な世界が目の前に広がった。湖の青と空の蒼、そして地面の碧が太陽の光を受け輝いている。




 いいじゃん、シロディール!




 この日、インペリアルシティからウェイノン修道院までの道を両腕を広げハイテンションに爆走する少女が観測された。



 修道院。
 ジョフリーはハゲたおっさんだった。

 そして、ジョフリーに事情を話してアミュレットを渡し、ミッションコンプリート! と思いきや「いや後継者俺じゃねーしwwwwwwwwwwwwwww別の人別の人wwwwwwwww俺その人の場所知ってるだけだってwwwwwwwwwwwwwwクヴァッチって町にいるから連れてきてちょんまげwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwww」みたいなこと言ってたので、さっき殉職した親衛隊の剣で心の臓をグッサリやってやろうかと思ったけど、何故かこの人はどんだけ刺しても死なない気がしたのでやめておいた。


 そんなわけで、次はクヴァッチにいるマーティンなる人物を連れてきて欲しいと言う。
 ええい、たらい回しか。これだから公務員は。

 (薔薇十字団は一応公務員です)


 しかし、今このとき、致命的な感情がレイの頭に浮かんでいた。


 飽きた。

 おつかい飽きた。
 世界の危機だかなんだか知らないけど、やっぱちょっとくらい危機になってから解決したほうが燃えるんじゃね? みたいな。
 危機を未然に防いじゃったら盛り上がりも何も無くね? みたいな。

 やっぱ遊びに来たからには楽しめる展開がないと・ね!


 その判断が、後に何十人、何百人もの死者を出すことになろうとは知りもしない脳天気なレイ。


 よりにもよって一番ダメっぽい奴に託されてしまった世界の未来!
 果たしてシロディールの運命や如何にッ!?



 続きはwebで!



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