人生、それはわからん

最後から二番目の虚妄

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The Night Of The Age

  1. 2008.03.23(日) _13:47:50
  2. メイジももんじゃ
  3.  コメント:2
美しい世界を望むか? 広大な世界を望むか? 自由な世界を望むか?

万引きをしてみたいか? 暗殺者のギルドに入ってみたいか?

自分だけの魔法を、アイテムを作ってみたいか?

広大な森を散策し、ひっそりと佇む遺跡を探険してみたいか?

海岸を歩き、素潜りをして貝殻の中に潜む真珠を見つけてみたいか?

ヴァンパイアに血を吸われ、自分もヴァンパイアになって吸血してみたいか?

魔物に苦戦している時に通りすがりの旅人や街道警備の衛兵に助けられてみたいか?

幾つもの街があり、幾つものダンジョンがあり、数限りないクエストがある。
様々な種族があり、さまざまな人がおり、様々なモンスターが、様々なイベントがある。
全てが君のすぐ目の前にある。あとは好きにするがいい。

RPGはもう飽きたと思うかね?

なら最後にオブリビオンを試してみるといい。

~oblivion wikiより


The Elder Scrolls IV:
 ~OBLIVION~




忙しくない人のためのあらすじ

忙しい人のための三行あらすじ:
 薔薇十字団の長、レイは時空移動してやけにファンタジーな中世に来ました
 なんか魔界に侵略されそうな世界の運命託されましたが飽きました
 あれおかしいな一行あまった




――二日分なのでやたら内容濃いです――


 レイは、帝都の闘技場で優勝していた。

 外見は人間とそう変わらないものの、どうやら乗り移ったのは亜人であったらしい。本来人間であったレイにとって魔法の扱い方は理解しがたいものであったが、どうやらこのブレトンと言う亜人種は非力である代わりに魔術を行使することに長けた種族らしく、特に召喚魔法に於いては、魔力は使えずとも亜存在と対抗するために世界の隔壁を超越する理論を構築してきたレイにとって、天賦の才とも言えるほどの威力を見せていた。
 異界より悪魔ドレモラを呼び寄せ、二人がかりでテンションのままにショートソードで切り刻む。それが闘技場での常套戦術だった。本来の姿の時のような戦闘術は身体がついてこないが、実際それでも敵を倒すには充分である。とりあえず自分が透明になる魔法や薬を使い、ドレモラの戦いをぼーっと見物したりもした。
 ちなみにこの悪魔ドレモラは魔界オブリビオンの住人で、実は倒すべき存在であると言うのは、レイはまだ見たことないので知らない。

 そして、この時代に来てから初めての仲間と邂逅することとなる。




 こいつだ。

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 英語名Adoring Fan(熱狂的なファン)、和名タマネギのこいつは、闘技場で優勝するとどこからともなく生えてくる不気味な植物である。


「ちょwwwwwwwwwあんたグランド・チャンピオンじゃないッスかwwwwwwwwwwwwwwマジ感激なんですけどwwwwwwwwwwwwwwwついってっていいスかwwwwwwwねぇついてっていいスかwwwwwwあっ、サーセンwwwwwwwwwww邪魔はしないんでwwwwwwwwwwwwww」

 みたいな事を言ってストーキングしてくる。ウザい。「去れ」と言えば去るのでそれはいいのだが、その微妙に身体をひねる待機アクションとか、無駄に凛々しい眉毛とか、何より藤木に家を燃やされそうな髪型とか、もうなんかどこからツッコめばいいのかわからない大人気キャラクターだ。

 ダガーを装備しているが、戦闘になったら逃げる。一目散に逃げる。何故なら、戦ってもすぐ死ぬからだ。

 何のためにいるんだよお前。


 ……とりあえずタマネギは気にせずに、闘技場で豪華な重装防具も貰えたし、賞金がたくさん貯まったので召喚魔法を専門に扱っているコロールの町に行って魔法を購入することにした。
 さようなら、闘技場のおっさん。あなたはどこかハートマン軍曹に似ていた。

 そういやこの近くの修道院で誰か探すように言われてたような気がするけど……マー……マー……まぁいいか。忘れるって事はそうたいしたことじゃないや。



 ……道中、修道院で眠っていると、黒いローブに身を包んだ男が立っていた。
 真っ昼間の十一時から一時間ほど寝てただけなんだけど「人殺しのわりにはよく眠るのだな」とか言われ、その前にこんな明るいうちから目立ちすぎじゃねお前とかタマネギが画面端で見切れてるんだけどいいの?とかそこのハゲがめっちゃ見てますけどとかツッコむところが多すぎて話は頭に入ってこなかった。

 なんか短剣を渡され、こいつで誰かを始末しろ……とか言っていたはずだ。彼は闇の一党と言う暗殺者集団の幹部らしく、殺人者を見つけてはスカウトして回っていると言う。
 そういや戦う気のない灰色王子ぶっころがした直後だったわ……と、レイがハートマン軍曹のこと等を思い出していると、黒いローブの男は何らかの魔法と道具かを使い、誰にも見つからないよう身体を透明にして去っていった。
 もう遅えよ。 せめて人のいないとき狙って来なさいって。

 とりあえず、レイは漆黒のダガーを鞄にしまった。



 コロールにて、メイジギルド(名前からしてたぶんお菓子作ってる所)のティーキーウスとか言うトカゲ男と話していたら、なんかイラーナと言う女性をぶち殺がして(過剰な表現)この町から消せとの依頼が。
 ククク悪者ですねまかせなさいとばかりに外に出ると、いた。しかし話を聞いてみたところ、とてもぶち殺がす必要はないような気がする普通の人だ。おかしーなーと思っていたら、彼女から「北の山から霊峰の指とか言う魔導書を取ってきて欲しい」との依頼が。

 なるほど、それを探しにここに来てたんですね。じゃあそれ渡せばいなくなるんじゃん。こいつは楽な流れだ、と思って北の山に赴いたところ、うしろにくっついてたタマネギが唐突に逃げた。
 あ、近くに敵がいるのか。
 ショートカットしつつ突っ切っていたレイは迂回路を探し、敵を回避。レーダーとして役立つなタマネギ。まるで“魔法陣グルグル”の魔物を知らせる人形のようだ。

 やるじゃないかタマネギ、ちょっとは見直し……あ、野生のオオカミに追われて走り去っていく



 すっかり見えなくなったタマネギに背を向けて、レイは再び山を登り始めた。



 山頂には、手足を切断され焼けこげた死体があった。

 うわキモッ。キモグロッ。カーソル合わせたときの表示が“開く”なのがまたキモッ。
 とりあえず目当ての魔導書はゲットしたので、こんな所とはさっさとおさらばだ。そう思い、レイはそのへんの段差から飛び降りた。




 思ったより高かった。



 ……HPバーが九割減った程度で済んだが、危なかった。これは超高性能な物理エンジン積んでるんだった、軽業の達人クラスでないと高所から飛び降りたらマジで一撃で死んでしま――





「オゥッ」





 ……なんか聞こえたゾ?






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 タマネギ――――!!


 なんてこった、オオカミから逃げ切ってここまで戻ってきてたのか!
 そしてさりげなーくレイの後ろにいたんだけど、レイが軽い気持ちでガケから飛び降りたんで後を追ってこんなことに!


 とりあえず身包み剥いでおいたけど、どうしようコレ。


 ――どうしよう、と言いながらも、タマネギの死骸を置いてさっさと山を降りるレイの姿がそこにはあった。

 さようならタマネギ! ありがとうタマネギ! 僕らは君の勇姿を決して忘れない!



 コロールに戻り、せっかくだからティーキーウスにイラーナのことを話してみると、それよりも魔導書のほうに食いついた。山頂の死体からもうすうす勘付いてはいたが、どうやらかなりヤバい代物らしい。古の禁呪が記されてたりとかそんなんだろう。ものすごい勢いでそいつをこっちにWA☆TA☆SE!とか言ってくるので、とりあえず言うとおりにしておいた。
 て言うか、アンタ最初に頼んだこと忘れてない?

 そんなこんなで何故かティーキーウスに誉められ、推薦状を貰ってしまったレイ。
 このまま各地の要人から認められてみるのも悪くない。旅がやりやすくなるだろうし。

 と言うわけで、メイジギルド(たぶんお菓子つくる所)の一員としてのレイが今、旅立つ!
 手始めにブルガリアヨーグルトでも作ってみるか……

 あれ、そう言えばそこはかとなく誰かを捜してた気がするんだけど……





 それからのレイの快進撃は誰にも止められなかった!
 止めようとする山賊や野盗、モンスター達は一瞬にして剣の一閃に沈んだり悪魔ドレモラに潰されたりした!
 ドレモラ、そのモンスター達は一応アンタのお仲間だぞ! いいのかそれで!

 ともかく、一国を所狭しと駆け回るレイの噂は、良くも悪くも人々の間に名声となって残っていた。

 シェイディンハルではトカゲ女の助けを借りて井戸に潜ってなんか偉い人の悪事を暴き、
 ブラヴィルでは好きな人から盗んだ杖を金欲しさに売り払うバカな中学生のような奴の後始末をし、
 スキングラードでは痴呆症っぽいおばさんが自分で追放した仲間を助けに赴き、
 アンヴィルではこの世界では希少種の美人、アリーレと協力して盗賊を退治し、
 ブルーマではなんか神秘術のスキル上げのため連発していた生命探知が透明人間をサーチしたので他者の解呪ぶっぱなしたら一瞬で終わった。

 もはや、テンションのままに爆走せずにもっとマップ見て効率よく回れよくらいしか言うことのない活躍ぶりだった。





 しかし……
 最後に回った、レヤウィンと言う街にて、レイは最大のアクシデントを体験することになる。


 概要はこうだ。
「全てを見通す、神懸り的な能力を持つ者がいた。しかし、その巨大すぎる能力を抑制するためのアミュレットがなければ情報量が多すぎて何も見ることができない。そのアミュレットを盗まれてしまい、もはや能力は発揮できない。推薦状が欲しいなら、この事件の解決に協力して欲しい」

 レイはまず、ギルド内部の聞き込みから始めた。ギルド内部の超能力者がその能力を奪われたのならば、その地位を狙う内部の者の犯行である可能性が高い。
 しかし途中、レイは確かな違和感に気付いた。
 いや……無意識のうちに、気付かないふりをしていたのかも知れない。




 あのさぁ……





 お前……

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 なんでいるの?



 死んだはずのヤツが、そこにいた。
 そこにいて、不適な笑みを浮かべている。笑顔キモッ。

 とりあえず植物って神秘的でキモいと自己解決したものの、画面の隅にちまちま入るわ間違って話しかけても一定のことしか言わないわ暗くなると松明持ち始めてその光で野盗に発見されるわでウザいだけの復活を遂げたタマネギは、気にせざるを得ない存在だった。

 まぁ、このハイテンションの前では野盗はゴミのようなものなので瞬殺しておいたが、

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 わんぱくなポーズで逝去した彼に哀れみの目を向けるのはそう間違った事ではないと思う。



 とりあえず殺すわけにもいかないのでタマネギは放置し、レイは犯人がいると思われるブルーブラッド砦に辿り着いた。

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(参考画像:Blue Blood/X JAPAN)

 そんな青い涙は悲劇に踊る孤独の心を今でも濡らし続けそうな名前の砦に辿り着き、見張りの山賊を遠くから弓矢で撃ち殺していざ潜入!

 いきなり近くにいる敵!

 剣を構えるレイ!

 逃げるところのないタマネギ!

 タマネギにまっすぐ向かう敵!

 それを攻撃するレイ!


 しっちゃかめっちゃかの大混戦が収まったとき、そこには……




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 タマネギ――――!!



 なんでお前は事切れながら敵の女盗賊とどこかの民族のお祭りダンスみたいなポージングを決めているんだ!

 まぁ殺したのレイの火炎魔法が誤爆したからだったような気がするけどまぁいいや



 弔いもせずに次の戦いに行くが許してくれよ。
 さらばタマネギ。



 その後、裏切り者はわりとあっけなく死んだ。タマネギよりインパクトなかった。
 あらゆる意味で悲しいヤツだ……。




 そんなわけで、レイはメイジギルド総本山であるアルケイン大学に入ることができるようになった。これでオリジナル魔法やエンチャント装備が作れるようになったぞ!

 しかし、なんか誰か捜してた気がするんだよなぁ……マ……マー……ベジータ?



 とりあえず一秒だけ鍛冶スキルが100上がる“武勇伝が無いー”とか一秒だけ商才スキルが100上がる“トルネコ魂”、三秒間だけ速度と軽業スキルが100上がる“アドレナリンバースト”などなど便利魔法を作っておいた。
 それと鍛冶スキル上げのため自分の防具破壊+鍛冶スキル100上昇の“ワッツ式鍛冶訓練術”、一瞬だけ対象の体力を100下げる遠距離攻撃“ザコ粉砕ビーム”やそれに魂縛をプラスした“ザコ吸収ビーム”、極めつけは三秒間だけドレモラを召喚する“意味不明おじさん”など、とにかく遊びまくりのレイ。
 意味不明おじさんを連打し、紫色のおっさんが直立したまま奇声を上げながら現れては消えていく様を見ていたら召喚スキルが熟練者レベルの75まで達してしまった。

 つまり、これで武装召喚シリーズの魔法が全て使えると言うことになる。
 (オブリビリオンの世界では、魔法で剣や盾などを虚空より生み出して戦うのも召喚術に入っている)

 よーし、こうなったら魔力回復薬飲みつつ全部いっぺんに召喚してみるか!



 変!身! 召喚戦士☆オブリビオン! とうっ!







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 大魔王キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(特に頭部)


 きたーって久々に使った。
 いやそれはどうでもいいんだ。何だこの素敵すぎる兜。前は見えるのか。いつもと変わらず見えました一人称視点。なんでやねん。



 ちなみにちょっと武装解除。

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 ……兜と鎧がないだけで随分違うのね。



 とまぁそんな戦隊モノごっこ、というか大魔王ごっこができるようになり、



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 もうこいつの唐突すぎる復活やキモい動きにも慣れ



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 にこやかに身体の柔らかさを自慢してくる中国雑技団の人が現れても動じなくなってきた頃、



 偶然通りがかったクヴァッチと言うなんか知らんが聞き覚えのある町で、それは起こった。




 碧空は醜悪な紅に染まり、朱色の光が召喚戦士☆オブリビオン@レイの全身を赤く照らし出す。

 あれが、魔界転送門――ゲイツ・オブ・オブリビオン!

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 クヴァッチは、壊滅した。
 レイがアミュレットを預かってから、闘技場で期待の新人として登場してからグランドチャンピオンになりメイジギルド(たぶんお菓子作る所)に加入してタマネギ死んで国中駆けめぐって推薦書を集めてタマネギ死んで大学で魔法作って遊んで戦隊モノごっこしてるうちに――ってそりゃ壊滅もするがな。


 どうやらクヴァッチ兵士団長はずっと門の前で魔物を食い止めていたらしい。門の中に突入した隊もいたらしいが、連絡は途絶えたままだと言う。
 当然だ。魔界であるオブリビオンの次元に飛び込むなど……自ら地獄に赴く以外の何物でもない。

 しかし、門を閉じなければ魔物の侵食に終わりは見えないだろう。ただ通りすがっただけの身だが、捨て置くわけにはいかない!


 さぁ――行くぞ!

 タマネギ!

 そして召喚魔ドレモラ!



 と、どう見ても大魔王な召喚戦士☆オブリビオンと、キモくてウザい植物と、魔界の悪魔、総勢三名(内訳:一名と一玉と一匹)による魔界進軍が始まった!

 もう駄目かも知れない!



 ――内部は、別世界であった。
 悪魔と言えど社会はあり、そこで生活しているのだろう。しかし、その魔界は平行世界と言うには重すぎた。
 そこはまさに地獄なのである。赤一色の大地には溶岩が流れ、真紅の曇天には絶えず霹靂が渦巻く。枯れた木からは皮膚を剥がれた人間の死体がぶら下がり、“何か”の成れの果てであろう繭のような肉塊が至る所に点在していた。肉塊を切り開くと、ヒトの使う武器のようなものが見つかった。
 地面には、先遣隊のものと思われる焼死体も転がっていた。まぁそれはアイテムが取れそうもないので無視して踏んづけてったのだが、生き残りは最初に見つけたおっさん以外いないようだ。
 おっさんは、あんまりついて来られても多分死ぬだけなので家に帰しておいた。

 ドレモラは召喚しても数十秒しかいられないのでここぞと言う時にしか出せないし、実質タマネギとの二人旅になってしまったらしい。


 その時、レイは地面に何かを見つけた。
 植物……のように見える。恐る恐る近づくと、それは金属的な音を立てて、素早く空中に浮かび上がった。

 ――ヤバい!

 レイも薔薇十字団の長となるほどの者だ、それなりに実力はあるし、経験だってあった。その感覚が、これを危険なものだと告げてくる。その間は一秒にも満たないことだったが、レイは素早く盾を構え、地面を蹴って飛び退いた。
 爆音が轟く。それは小規模だが、対単体としてはかなりの威力を持つ設置型の爆弾だった。ブレトン種に備わった魔法耐性がなければ、防御していても炎に焼かれていたかもしれない。レイは安堵の息を付きながら振り向き――そうして向けた視線の先に、戦慄した。


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 タマネギ――――!!



 …………。

 ……地獄で一人旅になってしまった。


 なんと言う悲劇。これが現実か。


 しかし。背水の陣に四面楚歌がプラスされることによって、なんと背水の陣の効力が数倍に跳ね上がると言う効果が出た。え、その二つ合わせたら四面楚歌の後ろ担当の奴は水の中で歌ってるの?などとツッコむ間もなく、レイは爆走を始めたのである。

 ハイテンションの威力は、凄まじいものだった。
 魔界の剣士や召喚術師、強力な魔物達が護る塔を、剣ぶん回しながら疾走するレイ。一度足踏み外して塔から落ちるも、ギリギリ生き残りまた登る。相手に有無を言わさず破壊の限りを尽くすその姿は、魔物より魔物らしかったと言う。

 そして、最上階にて球状のエネルギー体をぶち壊そうとして触れた瞬間――世界は白く燃え、目映く輝いた。


 再び目を開いたとき、そこには……

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 エレガントなポーズで倒れているタマネギがいた。


 …………。


 もはや空の色は元に戻り、門は完全に消滅していた。
 ……終わった。

 いや、まだだ。今までに出てきた魔物達を全滅させるまで、終わりはない。レイは剣を取り直すと、雄叫びを上げてクヴァッチへと駆け抜けた。
 自分が十数歳の女の子であることなんぞ完全に忘れ去っているような挙動だった。
 もはやそこにいるのは完全となった召喚戦士☆オブリビオンであった。


 クヴァッチ兵士団と共に敵を全滅させ、生き残りの住民がいる大聖堂へと突撃するレイ。なんかマーティンとか言うなーんかどこかで聞いたことのある名前の人や、通りすがりの帝都兵が作戦に協力してくれることになった。

 別働隊として地下から城内に潜入し、城門を解放。隊長と合流して城内を散々荒らし回った後、奥の部屋で事切れている伯爵の身につけていた貴金属を頂いて撤収、と後半なんか目的がなんだかわからなくなってきたあたりで魔物の気配が完全に消えたことに気付く。

 あ……なんだ、どさくさに紛れて敵全滅させてたんだ。


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 マーティンの腹部におもむろに矢が刺さってるけどまぁそれは気にしないでおこう。




 どうやらレイはとんでもない世界に来てしまっているみたいだ!
 果たしてこれからどうなってしまうのか!?
 ていうか使命忘れてるみたいだけど大丈夫なのか!?

 気が向いたら続く!








スクショ少ない?

仕方ないじゃん実際にやってる横で携帯で撮ってるんだから!

とりあえず視覚的にどんな感じのゲームか知りたい人はむさしさんの冒険記でも見てきてください。


txtで21KBあることにびっくりした!
なんで二つの記事打つのに八時間もかかってんだ自分……
edit

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comment

  1. 2008/03/23(日) 23:57:51 
  2. URL 
  3. えたぐろ 
  4. [ 編集 ] 
タマネギが愛らしいゲームですね。わかります。


タマネギ「俺は一体あと何回死ぬんだ、次はどうやって死ぬんだ何処から襲ってくるんだ、俺の傍に近寄るなーーーッ!」

あの頭と相俟ってかピクミンを思い出したのは別に秘密でもなんでもない(

  1. 2008/03/26(水) 09:14:44 
  2. URL 
  3. まるくん 
  4. [ 編集 ] 
まれにスキル上げのために馬フルボッコにしてる所に割り込んできて自害します
それでもすぐ衛兵が湧いてきてせっかくだから抵抗して滅殺したら懸賞金跳ね上がって街歩けなくなってリセットしたり……

もうほんと邪魔なだけタマネギ!
なんでこんな挙動の一つ一つに笑えるんだタマネギ!


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